Montpellierモンペリエからバスで2時間半くらい国立公園の山中を走った場所にあるLa Bastideラ・バスティードから、電車でさらに1時間半程いった山間部にある小さな町ですが実はLozèreロゼール県の県庁所在地です。本当はその南、国立公園の真ん中にあるFloracフロラックと言う町に行き、その町のspécialitéである特徴的なbriocheブリオッシュを探したかったのですが、Floracまでは往復一日では無理だったので、もしかしたら近くのこの町にもあるかと思い訪れた次第です。結果的にはそれはなかったのですが、代わりに「Croquant」がspécialitéとして売られていることが分かりました。これはこのLanguedoc-Roussillonラングドック・ルシヨン地域圏で見られるようなsabléサブレをcroquantと呼ぶ例に倣ったものです。そして特筆すべきは、そのなかにchâtaigne栗の味があったことです。châtaigneはここから東部のRhône-Alpesローヌ・アルプ地域圏に属するArdècheアルデッシュ県の特産で、ちょうどMendeが位置するParc National des Cévenneセヴェンヌ国立公園から続く自然公園の東端に位置しています。