
Languedoc Roussillon ラングドック・ルシヨン
ラングドックが「Langue d’Ocオック語」に由来することはまま知られていますが、これは何もこの地域に限った事ではなく、フランスの南半分(正確にはロワール川以南)からスペイン、イタリアに渡る広い地域で話されていた言語です。ちなみに北半分で話されていたのは「Langue d’Oïlオイル語」で、これは英語のyesに相当する語が「oc」と「oïl」であったことに由来しています。ルシヨンにしてもこの地域圏のほんの一部(Pyrénées Orientalesピレネー・オリエンタル県)に過ぎません。他の地域も歴史的にはトゥールーズ伯領の一部であり、首都に近い西部は類似性が多々見られますが、Nîmesニームなど東部はProvenceプロヴァンス的、山間部のMendeマンドなどはAuvergneオーベルニュ的な文化が色濃く感じられます。これはBourgogneブルゴーニュ地域圏とは対照的に、まさに政治・体制という枠組みより地理的要因が勝っている良い例だと思います。『Languedoc Roussillon』と言って括られていても、文化的背景の異なる地域の集まりなのです。よって、多少の類似性はみられるものの、まさに『地方菓子』といったものはあまり見られません。しかし、他の地域圏同様、各都市固有の『Spécialité』があることも事実です。

Castelnaudary

Perpignan

Carcassonne

Collioure

Sète

Nîmes

Montpellier

Pézenas

Mende